〜2005年6月25日 ご近所公園と裏山散策〜

梅雨入りしたはずなのだが雨はたまにしか降らず、既に夏のような毎日。

実は昨年から今年にかけて「むし」に対する自分の心の在りようが少し変化しつつある。
言ってみれば「初心に帰る」というか、楽しめば良いじゃないかと気楽に思える今日こ
の頃の心境である。本当に素直にそう思えるのは、少し大人になった証拠なのか?(^-^)

さて、5月のGW以来腰痛に悩んできたが、ここに来てやっと痛む度合いもマシになって
きたので先週は久しぶりに裏のお山(H丘陵)へと出かけてみた。初夏の山歩き・・・
忘れていた心地よさを思い出したぞ!「むし」達にも沢山会えたし。

という訳で、味をしめて今日もお出かけします。
まずは近所のW公園へ。

「むし」を追い掛け回すようになってから知ったのだが、樹木の回復力は凄いものがある。
昨年は樹液をダラダラ流していた洞が今年はすっかりと無くなっていた。
その代わり違う木には新しい樹液場。中にはコクワちゃん(♀だから)が埋もれている。夏だな〜♪


 <コクワちゃん@ご飯の中>

 <ヨツボシケシキスイ@踏まないで!>

公園を後に今度はH丘陵へと向かう。

今年はカミキリムシをメインに狙うつもりなのだが、いくら日本に800種いるって言ったって
「ハイ、どうぞ」的なシチュエーションはないだろう。(^^;
自分なりに先輩諸氏のHPなどを参考に採り方も勉強はしているのだが、ただでさえ怪しいおやじが
昼日中一人で虫網もってうろつくのはとてつもなく怪しすぎる。余程の山奥ならともかく・・・
という訳で、持ち物はデジカメひとつという軽装で今日も山へ入る。成果は期待できないがまあ
写真だけでも撮れれば良いか、という心境。

で、「むし」達とは程よく出会いもあったりするが、カミキリは採れず、撮れずの帰り道。こんな
葉っぱにいるんだよなぁ、と見上げたアカメガシワに小さな黒い点があった。
あれはカミキリでしょ。しかも手届くし。(^O^)

 <キバネニセハムシハナカミキリ@正解?><ハムシダマシの誤りでした>

今年自身初物はこいつでした。(もちろん名前は帰宅後に判明)
しかし小さいな・・・5,6mmだろうか?


【前日談】
上で「今年自身初」と書いたのは理由がある。前日、会社より帰宅するとリビングの片隅に虫かご
が置いてある。昼間掃除中に【ち】が網戸に小さな虫がとまっているのを見つけたのだそうだ。
今年はカミキリをやるんだと言っていた自分の言葉を覚えていて、これはカミキリに違いないと
捕まえておいてくれたものだ。ありがとう〜>【ち】

 <タケトラカミキリ@捕獲は【ち】>
しかしこの人は「むし」を見つけるのが本当に上手いな・・・ヤラレタな・・・

【後日談】
さて、捕まえたカミキリであるが標本とすべく「酢エチ」で処理後、展足工程へとすすむ。しかし
無茶苦茶小さい。格闘しているうちに<キバネ>の方は足がバラバラになってしまった。こんな
小さな脆いものを皆さんどうやって標本にするんだ?
最近少々老眼が入ってきた自分にはとても辛い作業だ・・・・・(T-T)



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