〜2005年7月10日 雨上がりの裏山散策〜

「梅雨入りしたはずなのだが雨はたまにしか降らず、既に夏のような毎日。」と前回書いた
途端に雨・雨・雨の梅雨らしい天気に一気に突入。どうも極端な空だ。(^^;

仕事では自分を押しつぶそうとするかのように次から次へと無理難題が・・・せめて週末くらい
自然の中に身をおいてリフレッシュしたいのだが、こう雨ばかりではやりきれない。

土曜日も朝から雨が降ったり止んだりではっきりしない。【い】の野球も早々と中止となって
しまった。

今年から「カミキリ」を始めた父であったが、息子も「カミキリ」を採りに行きたいといっている。
週末はいつも野球ばかりであったが、連れ立って虫捕りももうそう何度も行けるもんじゃ無い
だろう。という訳で、一瞬、雨が止んだ隙に、傘を差して親子で家を飛び出した。馬鹿だ。(^^;;

さて、ご近所のあぜ道沿いを探索してみると、小雨の中、虫たちは雨宿りをしたり合間には飛び
立ったり。
中にはこんなドキッとする後姿を見かけたり。


 <ホソヘリカメムシ@てっきりカミキリと・・・>


結局カミキリには出会えなかったが、久しぶりに息子と自然の中を歩いた。傘を差しての考えてみれば
本当に馬鹿な親子だが、息子も意外と植物の名前や水生昆虫の穴場なんぞ知っていて、さすがに
現役小学生だけのことはあり、ゲームだけの子供ではなかったと安心した一日。

さて、翌日は朝から曇り。時折にわか雨はあるもののまずますの天候で、【い】は野球へと出かけて
いった。

午後からぽっかりと時間が空いたので、早速リュックとデジカメを持って今日は裏山へとひとり向かう。
裏山への上り口、先日の「キバネニセハムシカミキリ」ポイントを眺めていると、赤い小さな虫がフヮ〜
と飛んでくるのが目に入った。
これは「カミキリ」で確定でしょ。目の前の葉に止まったのをまず撮影と思った瞬間、また羽根を広げよう
としている。逃げられてしまうと慌てて帽子で押さえ込むも、隙間からポトリと草むらへ落ちてしまった。

目を凝らして探すも見えず、あきらめかけたが、念のためということでその場を離れる振りをしてみる。
こんなフェイントに引っかからないだろうと思ったが、数歩離れて振り返るとまたフヮ〜っと飛び立つ赤い
影が。そしてすぐそばの葉に止まる。
今度は近づきすぎないように少し遠目からカメラで狙う。(しかし諸先輩方はどうやって迫力ある画像を
モノにするんだろう?)


 <アカハナカミキリ@意外と素直>


しかしこの前と今日と同じポイントで出会えるとは。チョウには「チョウの道」なるものがあると聞いた
ことがある。「カミキリ」の道もあるのかな?

帰宅後、標本作りにいそしむ。今回は毛筆の筆を用意して慎重に形を整える。難しいがまあそれなりにできた
かな。(^-^)



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