〜2005年7月25日 夏休みの宿題〜

今年も子供達は夏休みに突入した。夏休みといえば「自由研究」。2人の子供の自由研究を
サポートして○年・・・ついに今年が最終年となるはずである。
さてその最後を飾るにふさわしいテーマは、木工作品を作るという【い】を一蹴して「裏山に住む
昆虫調査」に決定した・・・・かなり強引だな・・・б(^^;

テーマが決まれば早速ネタ集めに出かけねばならない、という訳で貴重な代休を本日消化し、
朝寝坊を決め込んだ【い】をたたき起こして裏山へと向かうのであった。

裏山への入り口は下草が刈られて実に歩きやすくなっている。薮蚊も普段より減っていてとても
快適な採集環境だ。【い】にデジカメの使用法を教えながらモデルを捜す・・・っと、おりました。

 <エダナナフシ By【い】>
 <アブラゼミ@使用前/使用後 By【い】>

なかなか傑作を?ものにする【い】であった。(^-^)
さて、父親は密かにカミキリを捜す。白い花なんぞ目を凝らして見てみるが何もいない。
そのうちに【い】が「あっ」と声をあげる。持っていた網に何か飛び込んできたらしい。


<キバネニセハムシカミキリ@飛んで網に入る PART-T By【い】>

先日捕獲したものより赤身の強い綺麗な固体。よくぞ来てくれました。(^-^)
※後日、これは「ハムシダマシ」という種類のムシと判明。カミキリムシではありませんでした。−謝、るどるふ様−

その後もいろいろな虫たちと出会いながら山道を少しずつ登っていく。【い】も久しぶりにバット
ではなく虫捕り網を振り回して楽しそうだ。トンボ取りなんぞなかなか上手でもはや親父を超えた
かもしれない。

 <オニヤンマ>

そのうちに今度は自分が持っていた網に何か飛び込んできた。


<ガロアケシカミキリ@飛んで網に入る PART-U By【い】>
※クモガタケシ→ガロアケシに変更 2006.06.14

白いネットにこんなに集虫力があると思わなかった。こんな楽な採集も無い。(^^;

あまり山に深入りせずに戻る道すがら、木陰に長〜い触角を発見。どうやらゴマダラカミキリらしい。
実は昨日、【い】の野球キャンプについていったついで採集で捕獲していたのだが生態写真が撮れて
いなかったので本日は写真を狙う。
坂道で慎重に足場を固めながら目的の木にたどり着くと足元に黒い虫が・・・

 <ヒラタクワガタ@慌てて手ぶれ>

なんと地元のこの裏山では5年ぶりぐらいか。ヒラタポイントの木も洞が消滅して採れなくなっていたし
このところ捜しに捜していたのだが、あっけなく再会。こんなものか・・・
と気をとられているうちにカミキリの方はどこかへ飛んでいった様子。また写真が撮れなかった。(T-T)


ところがところが、気を取り直して場所を変える途中の樹上に再度見つけました!先ほどのものより
大きい 個体!何度もピンボケやら手ぶれやらで失敗し、それでも何とか撮れました。
 <ゴマダラカミキリ@3度目の正直>

そろそろ昼ご飯の時間ということで、ネタ集め1回目は親子ともども充実した楽しいひと時でした。



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