〜2006年4月22日 裏山散策〜再び杉木立へ〜

このところよく雨が降る。先週と同じ書き出しだ。この週末も天気予報はイマイチである。例年 に比べ気温も低めのような気がする。私の住む近辺では、そのせいか季節の変化も遅いので はないかと思われる今日この頃。ネットではいろいろなカミキリ達が既に顔を見せ始めている ようであるが、山の花の開花もまだ少し早い感じである。

そんなことを思いながら今日も裏山へ。道端にはクサイチゴ?の花がポツポツと咲き始めている。 今日は先週行った杉木立の中の新しい道へと行って見るつもりだ。っと今なにかいたような・・・

 <そのなにか>

白い花びらの上に細長い小さい虫を発見し立ち止まる。これはカミキリっぽいな・・・一応お持ち帰り してネットで検索することに。

さて例の杉木立に到着したが雲行きが少々怪しい。ずんずんと道を登っていく。しかし虫の影はとて も薄い。途中の伐採され積まれた杉のソダにも虫の姿は皆無である。時々クモが這っているくらいだ。
やがて1本杉に到着。

 <1本杉上半分>

写真に撮ろうと思うのだが高すぎて画面に入らない。しょうがなく上半分だけ撮影。この下に 枝がない幹が同じ高さ分くらいある。まっすぐな、ともかくまっすぐな杉である。

自分の撮影センスの無さに辟易しながら道沿いの杉を見て回る。今日の目的は「ヒメスギ」を 採ることと「スギ」はまだ採れるかということである。
4月頭に「スギ」を採った辺りでは、なんとなくもう終了の気配があったのだが、この辺りでは まだ新しい脱出口もあったりして狙えそうなのだ。

 <まだいた!>

ビンゴ!
しかし「ヒメスギ」には出会えない。「スギ」とは大きさの違う脱出口もポツポツとあるので、 きっといることはいると思うのだが・・・まだ少々寒いのかな?
そうこうするうちに心配していた雨が降り出してしまった。勢いもだんだんと強くなってくるので 今日はこの辺で帰るとしよう。

 <鮮やかな>

帰り道、ふと見つけた色合いの乏しい道に鮮やかな花。ユリの1種と思うんだけど・・・雨に 濡れてひっそりと咲いている。
しかしまだまだここには来ないといけないなぁ・・・

帰宅後、本日採集したカミキリらしき虫の同定にとりかかる。何しろ7〜8mmしかない小さな 虫だ。老眼が始まっている眼にはちょっと辛いものがある。それでもルーペなど持ち出して まずは「原色甲虫図鑑W」にて似た虫を探す作業に取り掛かった。まずは絵の方にてチェック。 ちょっとこれかな?ってのはいるのだが、説明文を読むとどうも違う・・・
図鑑はあきらめてネットで検索・・・ぴったりとマッチするようなものはいない。ここで方向を 変えて見た。カミキリによく似た虫に「ジョウカイボン」というのがいるがそれではないか? 「ジョウカイボン」で検索・・・「ジョウカイボン」ではなさそうだ・・・突然そいつは目の前に現 れた。これだ!
その正体は「モモブトカミキリモドキ」・・・モドキ・・・ま、紛らわしい・・・モモが太いのが♂らしい。

 <どう見ても・・・>



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