〜2006年5月3日 裏山散策〜ヒメスギを撮りに〜

先日、永いこと狙っていたヒメスギカミキリにやっと出会うことができた。写真も何枚か撮影した のだが、小さいことと、あまりにもチョコマカと動くので、いまいちピントが甘かったり、手ぶれ していたりと満足のいくものが少ない。腕前が下手なのはともかくとして、もう少し数打ちゃ当た るもんもでるかと再度撮影のためだけにこのところ通っている道へと足を向けた。

スギが伐採されているエリアに到着。何だか今日はトラックが入って作業中のようだ。GWで休日 だというのにご苦労様である。邪魔にならないように道の隅っこを通りながら積まれた枝や切り株 を見て回る。なんだか今日はムシがいない・・・やはり作業で人の気配があるからなのか?
2、3箇所を見て回っていると、作業着姿のおじさんが降りてきた。
「なんかおるの?」
「カミキリムシの写真を撮っているんです。」と答える。
「こんな所におるんやね〜。」と仰るので、伐採された木に産卵のために集まるんだと説明する。
「ふ〜ん、こんなんも役に立っておるんやね〜。」と感心しきりである。
「いちおう害虫なんですけど・・・」(^^;
聞くところによると、府が30年ほど前に植林したまま放っておいた杉林を整理して、虫や鳥が 集まってこれるように広葉樹の苗木を植えているとのこと。やっぱり一帯で木が切られていたのは そういう訳だったのか。

おじさんはしばらくそんな話をしてから、トラックとともに山を降りていった。自分は再び虫撮り に戻る。

 <いた!>

虫が少ないながら、チラホラと姿を現し始めた。今日は秘密兵器を持ってきている。自分のデジカメ 「CASIO QV-2800UX」は1cmマクロまで行けるのだが、さすがにそこまで近づくと虫の方も警戒 して逃げ出してしまう。そこで、そこまで近づかずともマクロ撮影が可能なレンズを購入したのだ。 その名も「Raynox DCR-150」。ただし被写体深度は物凄く浅い。オートフォーカスで大体のピント を合わせた後にカメラを前後して本当のピント位置を探らねばならない・・・、難しい。

 <じっとしててくれるといいんだが・・・>

少ないムシを捜し求めて歩き回っているうちに時間もそこそこ経ってしまった。そろそろ帰って、 出かけている息子たちを迎えに行かなくてはならない。

 <トンボもそろそろ出てきたぞ>

 <テングチョウ>

ちょっと小さめだけど本当に「テング」のような鼻先。

さて帰りがけ、通り道の木にからまる枯れ蔦に小さなカミキリムシが歩いているのを発見した。カ ミキリムシであることは間違いないがちょっと高い位置で写真が撮りづらい。垂れ下がっている蔦 をそうっと手繰り寄せて・・・ブチッ・・・途中で切れて飛んでいってしまった。(T-T)
あ・・・新コレクションが・・・チビ系かサビ系の渋いやつだったのに・・・
泣く泣く家に帰りましたとさ。



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