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今日は【ち】とちょっと遠出しての裏山散策である。遠出と言っても車で１０分程度のＧ方面。
昨年夏は【い】と出かけ、ゴマフ系カミキリがベタベタと付いていた木を発見したのだが、あ
の木の様子はどうであろう？ 子供の日とあって、G点川沿いはＢＢＱ家族で満タン状態である。こんだけ混んでいると野 外ＢＢＱというより、単なる焼肉屋という雰囲気ではなかろうか・・・大きなお世話か(^^; 急な階段から山道へとかかる。さすがにここから先はあまり人の気配はない。昨年の木に たどり着くと木は健在ながら、まだ虫の姿はない。そこからさらに足を伸ばしていくと・・・道 端にヌルデの若木にフジ蔓が絡みついている。そこにポツンと虫の姿が・・・  ＜アトモンサビカミキリ＞
写真に収めようと近づくとフジと木の隙間にも２頭のカミキリが挟まっているのが見えた。 まずは、最初の虫を撮影。帰宅後、さんざ同定に苦労した挙句「アトモンサビ」と決め付け たがどうであろう。しっかりと木にしがみ付く姿は、父性本能、いや母性本能をくすぐるもの がある。  ＜ワモンサビカミキリ＞
撮影後、まずは最初のやつをケースに収める。と、気配を感じて次の奴らはポトリと落下し てしまった。慌てて足元の枯葉を掻き分け、やっと１頭のみ捕獲。最初は同じカミキリと思っ たのだが、ケースの中で見ると別の種類ではないか。これはラッキー！帰宅後の同定で は「ワモンサビ」と見当をつけた。  ＜３頭一緒の図＞
その後は単なるお散歩になってしまったが、山は丁度、フジが満開で大変美しい。時折 すれ違うハイキングの人々と挨拶を交わしながら山の空気を楽しんだひとときであった。 来週ぐらいからいろいろな山の花も咲きそうな気配？  ＜満開のフジ＞
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