〜2006年6月18日 裏山・他散策〜父の日散策〜

いよいよ梅雨らしい天気となってきた。しかし週末だけでも雨が上がって欲しいという祈りが 通じたか、はたまた天が、普段の行いがよい父に「父の日」のプレゼントをくれたのか、日曜日 は朝のうちは小雨がパラついたものの午後からは薄日も差してきた。
このチャンスは逃さないとばかりに午後から出撃。お伴は今日は【ち】@虫探知機である。ま ずは今シーズン初のW公園へと車を乗り入れる。蒸し暑い中園内をぐるっと1周するも、ムシの 姿は無い。小さい子供づれの親子やら、少年野球大会やら、我が家では既に卒業してしま ったものが目に付く。【ち】と感慨ひとしお、ついこの間までの自分達の姿がそこにある。月日の経つのは早いものだ。

さて、公園を後に今度はいつもの山へと向かう。本日は車なので中腹まで一気に走り上る。 先日ゴマフやらヒトオビアラゲ、アトモンサビなど目撃した粗朶場へと軽く到着。目を凝らして じっくりと動き回るムシを探す。

 <アトジロサビカミキリ>

先日捕獲したものと紛らわしい名前であるがアトジロサビカミキリ初ゲット。数匹見え隠れする うちの1匹のみを頂戴し、後は写真に専念。こういう体勢の時がジっとしてくれていて撮影には 非常に都合が良い。
あまり深入りせず、その辺りを流してみる。チョウの姿も多く、特にベニシジミ・ルリシジミが多い。中に印象的な可愛いヤツはこいつだ。

 <ツバメシジミ>

羽根の後ろ側の小さな突起が魅力的である。この手のシジミチョウにゼフィルスと呼ばれる1 群がいるのだが、いつかはモノにしてみたいムシである。

かたわらのヨモギは萎れたやつがいくつか散見できる。ただしどれもこれもちょっと古そうな 気がする。そばのセイタカアワダチであろうか新しそうな萎れたやつを良く見てみると、まだ健在でした。

 <キクスイカミキリ>

道端は今やヒメジオンの花盛り。こんどはそのひとつひとつをサラっと見ていくとカミキリの姿が。

 <エグリトラカミキリ with ダニ>

なんかこいつはいつもダニをしょっている気がする。(^^; しかし、ダニというから気色悪いが ダニはダニなりに綺麗で鮮やかな赤である。

それなりにこの道も堪能し、あと1箇所だけ、Oさんの栗林を見に行くことにする。近所まで 車でスイーっと移動し、後は歩きでテクテクと。
栗林に到着するや早速網をセットして浚ってみる。栗の花は盛りを過ぎ、茶色く萎れ出して いる。それでも場所を替えつつひたすら浚う。薮蚊も多く、防虫スプレー片手に奮戦した【ち】 であったが、それでも何箇所かはやられてしまったらしい。長居はできない。何回目かのス イーピングでネットの中に大き目のカミキリムシの影が見えた。

 <キマダラミヤマカミキリ>

次に何か採れたら帰ろうか、と話しながらスイーピング。ベニはいくらでも採れるがこれは除外 するとして・・・おっと何か入った。

 <ツマグロハナカミキリ>

既採集種ではあるが結構好きなカミキリなのでこれで打ち止めとする。今日は結構自分とし ては移動しての採集であり、時間的にも充分に堪能できた。興味も無いのについて来た【ち】、お疲れ様!お陰で良い父の日だったよ!



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