〜2006年6月24日 裏山散策〜梅雨の晴れ間〜

平日は雨が降っても週末は1日くらい天気になって欲しい今日この頃。願いがかなって本日は 朝から良い天気である。行ける時は行っておかんと。という訳で本日は珍しく午前中からの出撃である。スイ〜っと車でGポイントまで。
昨年ゴマフ系でお世話になった御神木にはまだ何もついてない。そこから遊歩道を登っていくとGWにサビ2種がついていたヌルデに到着する。本日はアトモンサビが高いところを昇っている。写真にも撮れない高所なのでしょうがなく足元を撮影。

 <ベニシジミ>

以前にも書いたのだが、暖かい地方ほど黒味が多いらしい。とするとこの辺り相当暖かいか?

そこからクワの木が数本ある。藪の中に半分埋もれてしまっているような木なのだが、何かいそうな気配濃厚。隙間から幹の部分を覗き込むと長い触角が目に入った。

 <ク、暗い!ボケとるし・・・>

そうっとその触覚をつまんで引っ張るとキーキー鳴きながらぶら下がってきたのはこいつであった。

 <キボシカミキリ>

イチジクやクワの害虫であるらしい。どこにでもいる種類らしいのだが自分としては初採集。前から欲しかったから嬉しい。長い触角がイカスやつである。

さらに先にはアカメガシワの大木があり、花が咲きはじめている。そこら一帯に甘ったるい香りが漂う。アカメガシワがこんなに香るとは思わなかったので、新しい発見。

 <エダナナフシとアカメガシワの花>

 <道端のアジサイの花>

まだ虫は集まっていないようなので先へと進むも特筆すべきこともない。道端のアジサイの花が綺麗だった。仕方が無いので先ほどのアカメガシワまで戻る。そろそろ虫も集まってきているようだ。ポロポロと花房が落ちてくる。犯人は多数のハナムグリである。カミキリらしき影は見当たらず、しょうがないので足元を見ると。

 <トゲヒゲトラカミキリ>

久しぶりのトゲヒゲトラである。食べこぼしの花房に一心に喰らい付いている。ふとその近くの葉からも気配が・・・

 <ミドリカミキリ>

宿題がひとつ片付いた。ミドリカミキリの自然な写真が撮れた。撮影後に無事に捕獲。ケースに収めた後、そっと指先を嗅いで見る。柑橘系の香りと聞いていたが、自分には針葉樹系の香りに思えるかすかな芳香。

ここでタイムアップ。片付いた宿題もあり、新しい宿題もあり。まあ、帰って昼飯でも食おうか。



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