〜2006年7月28日 番外編〜山梨実家周辺〜

少々実家に帰らなければいけない事があった。遊びではなく、増してや虫捕りではない。 またのんびりと虫捕りをする心境でもないのだが、そこは普段の習性の悲しさ・・・ついつい 道端の植物に目が行ってしまう。(^^; そんな探し方でも比較的容易に虫がいるのが山梨。 山梨はやはり偉大だった。
到着は7月28日の夜、所用を済ませての帰り道、最寄の駅で電車を待つ。ホームにこんな 小さな駅舎には不釣合いな大きなライトがあり、虫煙がたっている。大体はコガネムシ類や カブト、蛾達であるが、探せばカミキリの姿も・・・

 <クロカミキリ>

一見カミキリらしくないフォルムながら一番多くホーム上を右往左往していたのが「クロカミキリ」。大阪では未採集なので、ありがたく2つほど摘ませて頂く。

 <キマダラミヤマカミキリ>

ホーム屋根を支える鉄柱を登っていくのは「キマダラミヤマ」。足が長すぎてもつれてないか?

電車に乗り込み2駅で実家近くの駅へ。とぼとぼと暗い夜道を歩いていくと・・・街灯にポツポツと虫の影が見える。自分はまだまだ駆け出しの素人なので今回も見落としているカミキリ があるかもしれない。これなんかそうかも・・・

 <マルクビヒラタあたりですか?もしかして>

道端の葛や桑の葉上にもたくさんの虫たちが乗っている。その中で一際長い触角のこいつも じっと佇んでいた。

 <マツノマダラカミキリかな?>

山に沿った道を実家へと歩いていく。もうすぐ実家というあたりで、街路樹の幹にしがみ付く ゴキブリ・・・いや、カミキリだ。

 <ノコギリカミキリ>

まもなく実家到着。でも誰もいない・・・閑な夜。ビールでも飲んで寝るか・・・

〜続く〜

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