〜2008年9月4日〜6日 〜霊峰富士を〜

前回の訪問から1ケ月半。法事のために山梨を再度訪れる。まあそれはそれとして、山梨を訪れるからには やはり虫的にも頑張らねばならない。時期も考えて今回は前から採ってみたいなぁ・・・と憧れているカミ キリ3種類をターゲットに場所を選定し、霊峰富士にて虫捕りにチャレンジすることとした。

このところ天候が不安定で、来る高速上でも強烈な土砂降りに見舞われて心配であったが、一夜明けると 穏やかな晴天であった。富士山辺りは左半分が曇り、右半分が晴天といった感じ。朝食もそこそこにホテル から出発した。目的の林道へとまっしぐら!

<霊峰富士を>

写真には写らなかったが木々の間から富士山が垣間見える。ほどなく林道に到達し、さらにその先の林道へ と突入した。

<第二の林道>

今回の秘密兵器は「ビーティングネット」である。実はちゃんとしたものを買おうと思ったのだが、悉く 売り切れ&品切れ状態。仕方なく自分でこさえることにした。白布を70cm角に切り、端をガムテープ で補強し、ホームセンターで購入した木切れに紐で結びつける。実質1000円程度の俄か拵え品。強度 に難は多少あると思うが、ちょっとそれなりな出来栄えである。

<渾身の手作り>

さっそく良さそうな伐採木の下にあてがい、バシッと1発・・・いきなり採れてしまった・・・(@o@

<ゴマフキマダラカミキリ>

これはさいさきが良い!自作ネットが幸運を呼んだのか、はたまたこの場所が良かったのか!と勘違い したのも束の間、すぐにいつもの採れないモードに突入した。(^^;

駐車スペースに車を止めるとお隣にきのこ狩りのご夫婦が駐車。ちょっと話し込んだ後にきのこの人々は 躊躇なく林内へと消えていく。熊出ますよ!看板に書いてあったもの。怖くないんでしょうか・・・? こちらは恐々林道沿いを叩いて進むのみ。

<林道沿いのクマザサ>

採れない、採れないと歩くうちに崖から突き出した伐採木の枝先を長〜い触覚が歩いているのを発見。写真を 撮るにも枯枝の裏側で触覚だけが見えている状態。あきらめて網をあてがってトントンと揺さぶる。

<ヒメヒゲナガカミキリ>

そうこうするうちに雲行きが怪しくなってきた。上空には真っ黒な雲が・・・林道沿いのクマザサも、ここ というポイントは叩いた気がするので第一の林道まで戻ることにした。

<上空に黒雲>

第一の林道まで戻ったところで雨が降り出した。余り時間も無さそうだ。退避用の空き地に車を止め、周辺の 木をチェック。枯蔓を眺めていると目の前に動く虫を発見!

<エゾサビカミキリ>

林道を移動するうちに雨もしっかりと降り出した。そうこうするうちに道端に咲く紫色の花を発見。少し前 ネットで拝見したヤツだ。

<フジアザミ>

普段見慣れているアザミの花とは比べ物にならない重量感あふれる花で、その重さのせいか下を向いて咲く というヤツだ。本当に下を向いている・・・重そうだ・・・
コンビニで買ってきた昼飯も食べてしまった。水分も飲んでしまった。午後のうちに明日の法事の準備も しておかなければならない。という訳で、ここまで。目標としていた3種のカミキリはひとつも採れなかっ たが、自分の腕前からは想定内のことでもあるし、またいつか来る日の楽しみとして取っておこう。

その後実家近くまで戻り、所用を済ませ、いつもの場所で夜の部へ突入した。カミキリはクロ、サビと常連 のみだったが、今回クワガタがとても多い。アカアシクワガタを始め・・・

<大型のミヤマクワガタ♀>

<ノコギリクワガタ♀>

割合的に♀が多いが今までで一番数が多かった。ご当地初のノコギリもいたし・・・

あっという間の休日だったが、いつも楽しませてくれる山梨の地である。また来シーズンも訪れてみたい 場所である。

以下は帰りの高速上でのスナップ。

<八ヶ岳は雲の中>

<SAでゾロ目ゲット!>

最後に降りるはずのインターを降りそこね、遠回りの最中に見事な日没を迎える。

<日没>

無事に帰宅したのだが、実は今回、秘密兵器をもうひとつ持っていった。「クマ鈴」である。熊避けの 鈴で見た目は風鈴にしか見えないのだが、その音色たるや深く澄んで、本当にどこまでも聞こえそうな 音色である。どういう作り方でこの音色かは判らないが皆さんもおひとついかが?

<クマ鈴>

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO