〜2008年9月28日 〜ショートで打ち止め〜

山梨へと行ってからこの方、いつ今年の活動に終止符を打とうかと考えながら9月の休日を漫然と過ごしていた。 ここ2,3日はめっきりと涼しくなってきたので「そろそろだな・・・」という気になった。
最近のカミキリ関連ネットで話題になっていた「ケブカヒラタ」というカミキリ。時期的にはちょっとはずした感が あるものの、来年の下見も兼ねてちょっとした時間を見つけて出かけてみた。

ホストは「アカマツ」「クロマツ」ということなのでマイフィールドの植生を思い出す。「マツ」関連といえばあの辺 かな・・・という訳でGポイントへと向かった。
車の中の温度計は19℃ということで、長袖を引っかけてきたのだが涼しい・・・というより皮下脂肪の少ない自分 にとっては寒い。これはてっとり早く回らないと、中間決算を前に風邪を引いてしまいそうだ。

<道端のヒガンバナ>

今を盛りと咲き誇る「ヒガンバナ」である。ゴチャゴチャとした花で写真下手な自分には難しい被写体である。 気に入った写真が撮れたことがない。
さて、今にも降り出しそうな空の下、寒い中を頑張るBBQのお年寄り達の集団を尻目に先を急ぐ。所々崖崩れ で、本当は通行禁止の遊歩道を登り、やがて「アカマツ」の点在する地域へと達した。

<アカマツの穿孔痕@>

木を眺めていくと、ネットでお目にかかったような痕跡が随所に見られる。これでいいのだろうか?

<アカマツの穿孔痕A>

何かいないかと仔細に眺めていくが何もいない。ここに生息しているとしてもやはり時期を逸したのだろう。まあ 来年のシーズンには再び訪れてみよう。
そうやって松をみていくと1本の松の根元にようやく黒い虫が這っているのを見つけた。近寄ってみると「クロカミキリ」 であった。山梨の外灯では嫌というくらいお目にかかるカミキリであるが、地元では初めてである。

<クロカミキリ@地元>

こころなしか山梨で見るものより大きくガッシリとした感じである。シーズンの最後に宿題がひとつ片付いた。今年 3種目、通算で44種目の地元産カミキリであった。

さて帰り道、小川のほとりに「ヒガンバナ」が一輪だけポツリと咲いていた。群れて咲いているイメージがあったが こうして一輪というのも毒々しさがなく清楚な感じだ。

<一輪咲きの彼岸花>


〜2008年度総括〜

今年は地元のマイポイントは、公共工事の影響で半分以上無くなってしまいかなり影響を受けた。その分 何とか1ポイントは新規開拓できたが、同じ遊歩道でも山道がきつく厳しいものがあり、お手軽ポイントとは 言い難い。ただし近所のポイントとしてはエリア的にこれ以上の開拓は難しいだろう(山に入る道がない)。 今までのような漫然とした採集も限界と思われるので色々と工夫をしてみたい。
地元ではイマイチだったが、山梨では下手なりに頑張ったと思う。地元での出会いもあり、また林道採集も 経験できた。できれば機会を作って来年も挑戦してみたいと思う。

・・・という訳で今年の活動もこれにて打ち止めである。m(_~_)m

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