〜2011年6月26日 地元〜夏の空〜

先週はせっかく準備万端、山梨まで遠征したものの現地に到着しレンタカーに乗り込んだ途端、 学生時代以来のメニエール・・・何とかホテルまでたどり着いたもののそのままベットにバタンキュー。 翌朝、少し回復したので今のうちということで早朝の特急・新幹線で何とか無事に帰宅。しかし 何とも残念な結果であった。こんなことなら地元で大人しくしてりゃ良かった・・・

さて、週末を迎えるころから梅雨明けしたんじゃないかというような空の色である。気温も一気に 「夏!」という感じである。山のアカメガシワもそろそろ満開かなということで午前中からやって 来ました。

 <夏色>

アカメガシワは思ったとおりいい感じである。ブンブンとハナムグリ系、アブハチ系が飛び交い ポロポロと花穂が落ちてくる。しかしザ〜っと見渡してもカミキリらしき姿はない。

 <アカメガシワ>

足元には春に刈られた雑多な枝がバラバラと重なっている。覗き込むと「ナガゴマフ」の姿が 見えた。とうとう「ナガゴマフ」シーズンだなぁ。赤いものをいっぱいぶら下げている。

 <ナガゴマフカミキリ>

その他「アトジロサビ」とか・・・

 <アトジロサビカミキリ>

「ヒトオビアラゲ」とか渋系のカミキリが多く見られた。

 <ヒトオビアラゲカミキリ>

と、遊歩道の杭の影になっている枝の向こう側から両脇に長い触角がユラユラしているのが見えた。 しゃがみ込んでなんとかアングルを求めるがこれ以上は無理・・・

 <ヤハズカミキリ 地元53種目>

ピンクのようなオレンジのような上翅の色が素敵な「ヤハズカミキリ」であった。地元産53種目 を達成!

そのあと、遊歩道をしばらく徘徊するものの目ぼしい感じではなく、また元の場所まで引き返して来た。
刈られた枝上を「エグリトラ」が徘徊。頭はアカメガシワの花粉に塗れている。しかし第一印象で 雰囲気的に今までの「エグリトラ」とちょっと違うような・・・つまんでみても老眼で良く見えない。

 <エグリトラカミキリか?>

帰宅後じっくりと撮影。やっぱり「エグリトラ」でした。だいたい第一印象が当たった試しがない。 嫁の第一印象だって・・・モゴモゴ

 <エグリトラカミキリでした>

ここに戻ってきたのは実は先ほど赤っぽい小さなカミキリがフワっと飛んだ気がしたから。注意して 探すとちょっと先の枝の影にまたいた。写真も撮れない影なので網を伸ばすも落ちてしまった。
再度探すともっと先の枝先にまたいた。

 <ヒトオビアラゲのような>

慎重に網をかぶせると網にしがみついてきた。ついていたのがフジの伐採木で、この辺りに多く生息 していて、シルエットがそれらしいので恐らく「ヒトオビアラゲ」と思うのだがなんという色彩で あろうか?こんな色のは初めて見た。

 <ヒトオビアラゲ@色彩変化>

個体変化なのかそれとも複数匹いたってことは幼虫時の食べ物など地域的なものなのか・・・
いろいろと考えさせられる暑い1日。



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