私の昆虫採集のスタンスは「子供の頃の昆虫採集の延長」なので、自慢ではないが知識も実績も
全然上がらない。だから「地元」の定義も子供の主たる交通手段である自転車で行ける範囲である。
その定義で言うと今回はかなりな冒険をしてみた。前から一度は行ってみたいと思ったある場所
である。 というのも本日は我が家の女性陣は揃って御出掛でほぼ半日を採集にあてることができるのだ。 ちょうど試験休みで帰宅中で家でゴロゴロばかりしている息子も連れ出し、さすがに自転車で とは行かず車ででかけてみた。 駐車場に車を止め、ハイキングコースへと入る。3連休なのでとても人が多い。怪しい行動も できかねるので早速脇道へと避難する。ただしこちらは一般向けではないため登りがキツイ。 登れども登れどもカミキリというか虫の姿が発見できないままにひたすら登って行くと息子が 道の奥から何か見つけた。 <アカハナカミキリ> 遠くのシダの葉上に赤い姿がいた。これは一人では見逃していたな・・・ さらに登って行く。道の両脇には良い具合そうに見える粗朶が積んであるのだが、丁寧に見ても 何もいない。乾燥しすぎなのか・・・暑すぎるのか・・・節穴なのか・・・ <様々な樹種の粗朶> 天辺近くまで登ったところで下草からブーンと虫の羽音がした。 <またアカハナと> <さらにアカハナ> 見渡すとあちらこちらに「アカハナ」の姿が見える。今日は「アカハナ」の日みたいだ。 さて、山の天辺では我が町が足元に広がる。展望台にてコンビニオニギリを食べながら息子の 高校の話などいろいろとした。父子でじっくりと話をするのも久しぶりだな。 <我が町遠景> その後、収穫もないまま展望台で合流したハイキング道をダラダラと降りてきた。途中で登ってきた 救急車とすれ違う。こんなところまで来てくれるのか!?今日の暑さで熱中症患者でも出たの だろうか? 麓まで降りたところで道端のマツの丸太を息子が蹴飛ばすと黄色い虫が飛び出して来た。 飛び立った所を横から素早くアブが捕獲し、私の目の前まで戻ってきてくれた。目の前 でホバリングという信じられない行動。帽子でたたき落とすと・・・ <ヨツスジハナカミキリ@地元54種目> きっとどこかにいるだろうと思いつつ今日までお目にかかれなかった「ヨツスジハナ」で あった。息子とアブのお陰で地元54種目を採集。 いつも同じ場所ばかり行っていたので同じモノしか採れなかったが、たまにはこうして 違う場所にきてみると違うモノが採れるもんだとつくづく感じた1日。いろいろと 「カミキリ」実績があるらしい場所なので今後もちょくちょく来てみるか。 |
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