〜2012年7月8日 地元〜58種目〜

先週の週末は雨模様。何とか出かけてはみたものの、現地到着後すぐに雨がポツリポツリと 降り出した。着衣がシットリとしてくる中、「トガリシロオビサビ」「ワモンサビ」「ヒトオビアラゲ」 そして例の場所では「シラホシ」がいてくれた。

今週は梅雨の中休みとなりそうで楽しみに1週間過ごした。日曜日の午前中は何だか怪しい 空だったが、午後からは雲の切れ目も出てきて行けそうだ。

という訳で食後の休憩も取らずに山へと向かった。 まずは入口近くで今年は折れたハリエンジュに大量に付く「ワモンサビ」。

 <ワモンサビ>

タラの裏側から触覚が見えていたのでつまんでみると・・・

 <アトジロサビ>

今年は特に目につく・・・

 <トガリシロオビサビ>

そして例の場所には今日も「クビアカトラ」が徘徊していた。こうしてみると今まで お目にかかれなかったが結構たくさんいるのかも。この木のおかげで今年は楽しい思いを させてもらっている。

 <クビアカトラ>

この良木を見逃すはずもなく、「ナガゴマフ」と「アトジロサビ」の2ショット。

 <ナガゴマフ&アトジロサビ>

ここから一気に山を越え、先日キイロトラ大発生の地点を目指した。

途中一瞬ドンヨリして心配したが、現地到着のころにはまた回復してきた。この春頃に 切り倒されたと思しきアカマツの大木が脇に転がっている。その枝の上に何かがいた。

 <マツノマダラカミキリ>

6年前に山梨で出合って以来、久しぶりの、しかも地元では初めての出会いであった。網を 下にあてがい、脇に落ちていた細枝で慎重に落とす。ポト・・・地元58種目であった。 松枯れの原因であるマツノザイセンチュウの運び屋として悪名高い「マツノマダラ」であるが 昼日中になんでこんなところで佇んでいるのか?
網を手元に手繰り寄せ、その原因が判明。

 <羽化不全>

右側の上翅が無残にねじくれていた。しかもそのせいか息も絶え絶えで脚の力もあまりない。 嬉しくもちょっと悲しい58種目であった。

「キイロトラ」の発生していた枝場では「ナガゴマフ」「アトジロ」「トガリシロオビサビ」 に加えてケシカミキリ系(逃げられた)や「エグリトラ」なども見られた。

時間もまだあったので先へと足を延ばしてみると、突然トンネルが現れ・・・

 <突然トンネル>

そしてトンネルを抜けると「ほぼ夏」だった。

 <夏が近い>

さて、今年の遠征計画も準備万端!あとは梅雨明けを期待するのみである。



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